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売上やお客様の声よりも嬉しいもの

株式会社有鄰のスタッフ写真

今日は不思議な日でした。
コロナウイルスで外出が自粛される東京で、大雪。

都内で今年一番の雪を、3月の終わりにこんな状況で見ることになるとは、ですよね。

会社説明会で学生さんからもらった質問

株式会社有鄰のスタッフ写真

弊社では2021年新卒採用をしているのですが、今日、オンラインでの会社説明会でこんな質問をもらいました。

「仕事の一日が終わった時に『あー、嬉しい』と思うのはどんなことですか?」

このご質問にオンライン上で答えていたんですが、「こういう自分の考えをブログやnoteに記さなきゃな」と思ったので、ここにも書いておきます。

結論から言うと、僕がほんとに嬉しく感じるのは「スタッフの成長を感じることができたとき」です。

その理由をちょっと説明します。

売上やお客様の声には、100%浮かれることはできない

カフェ有鄰庵の朝の風景

弊社はあまり大きくない会社の割に、ゲストハウス、カフェ、ライフスタイルショップなどいろいろなお店をやっています。
そのお店(事業)で、売上が上がったり、お客様から嬉しい声をいただいたりしたときは、もちろん嬉しいは嬉しいです。

ただなんで「嬉しいは嬉しい」なんて奥歯に物が挟まったような言い回しをするかと言うと、そういう場合も100%そこに浮かれてはいけないと思ってるからなんですよね。

というのも、人を相手にした商売は、本質とズレていたとしても結果が出ることがあるからです。

例えば、お褒めの言葉をいただいた(売上が立った)としても、「その方が本当に私たちが狙いたいお客様だったかどうか」がとても大事なんですよね。

シビアで冷淡なことを言うようですみません。
ただ、本当に狙いたい方とは違うお客様から褒めてもらったとして、その商品やサービスをそちらにも展開しようとしたり、色気を出そうとしたりすると、それは本来の良さや本来のお客様を失うことに繋がりかねません。

特に商売というのは、喜んでいただける方がいたり、売上が上がったりすると、ついついそっちの期待に応えたくなってしまいがちなんですが、それは「終わりの始まり」だと思っています。

僕は一応、会社と事業の最高責任者なので、そこでシビアな視点は失わずにいなければいけないと思っているんです。

社外のマーケットよりも社内の人材の方が「確か」である

そうした社外のマーケットよりも、社内のスタッフ(特に社員)に対する感触って、よっぽど「確か」なんですよね。

常日頃から接しているわけなので、把握できている人柄、性格、能力、行動の精度が高いんです。

するとそのスタッフの成長って、ずっと確かな手応えとして自分の中に刻み込まれるわけで。

だから僕はそれに対しては100%喜ぶことができるんです。
いやもう「やっほー!」みたいなテンションで(心の中では)。

今日、学生の方から「嬉しいと思う瞬間」を訊かれて、売上やお客様の声よりもスタッフの成長の方が頭に浮かんだのは、そういう理由からだったんだと思います。

大雪も午後にはやんだ東京。
明日はまた、どんな一日になるんでしょうね。

この記事を書いた人

犬養 拓

犬養 拓

母方が倉敷の町にゆかりの深い大原家ということもあり、愛着のある倉敷のために、広告代理店で培った知見と経験を生かして2015年1月より有鄰庵に加わり、2016年7月に代表に就任。 スタッフからは「ワンさん」「ワンちゃん」と呼ばれています。 有鄰の企業理念である「心の豊かな暮らしを創る」ことを目指す。 好きなものはリラックマ。